シャーロキアンの冒険

元出版社の販売営業マンの備忘録です。

「お酒」「温泉巡り」「DVD鑑賞」みんな疲れている ~現実逃避論序説~

初めに序説といっても本論は出てきませんのであしからず。

私は子供の頃から漫画を読むのが好きで今でも読んでいます。「なろう系」のようなものではなく、日常系のもの。ただやはり漫画なのでそこは非現実的であり「こんなことあり得ない」というストーリーになります。何というか空想することが好きなんですね。

テレビドラマにもなった「逃げ恥」と「東京タラレバ娘」ですが、前者は非現実的で、後者は現実的と言われます。特に「逃げ恥」の場合、どう考えても無理な設定で、夢心地だった人たちが「東京タラレバ娘」にリアルな現実を見せつけられた感じです。

現実の社会では日々いろいろな出来事が起こりますが、それらの中には自分の処理できる能力を超える難問題もあります。会社勤めの人なら、上司や取引先の人から無理難題を押し付けられ、とてもじゃないですが会社帰りにお酒を飲まずにはいられません。

もちろん根っからのお酒好きの人もいますし、特別、会社で何もなくてもお酒を飲みます。というか飲まずにはいられない。アル中に近い状態かもしれません。

お酒に限らず、美味しいものが好きなグルメな人もいますし、旅行好きの人もいます。TDLUSJ好きの人。写真撮影が好きな人。ブログを毎日のように書く人。ゲームばかりやってる人。趣味なのか日課なのか線引きも難しいですが、日常の避けられない生活、たとえば会社の仕事や、学生なら勉強。これらの日常に対する「非日常」が、つまり趣味といえるかもしれません。個人差があるのでこれも線引きは難しいですが。

漫画を書くことが子供の頃からの趣味だった人がプロの漫画家になる場合もありますが、そうすると漫画を書く仕事に対して、お酒を飲んだり美味しいものを食べたりと日常に対する非日常が生まれます。

現実逃避という言葉は、あまり良い印象がありませんが、日常のどこかでほっとする時間、息抜きの時間と捉えてみると、それほど悪い言葉といえないのではないかと思えます。ただ度が過ぎるのは問題ですが。アルコールやギャンブルの依存症になるまで進むと人生が崩壊してしまいます。

人は夢を持つことができますし願望することもできます。現実的には無理なことでも夢を持つことに何ら問題はありません。ただこれらの夢や願望は窮屈な日常、現実に対する拒否反応なのかもしれません。それくらい毎日の生活に疲れているのかもしれません。

趣味がダメなわけではないですし、日常に対する適度なストレス解消ならバランスの取れた生活を送れるはずです。人間の社会といっても、人間もただの生物に変わりありません。自然界においての生物は弱肉強食の世界を生き抜いていかねばなりません。疲れることが山のようにある現実の社会ですが、適度にストレス発散をしてください。

ちなみに、勉強することでストレス発散もできます。ドーパミンが出て勉強が楽しくて楽しくて仕方ない、という域に達すると今からでも東大入学は夢ではないかと。

毎度、殴り書きでお恥ずかしい。
以上、備忘録でした。